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種子油と果実油の違いとは!?

種子油と果実油の違いとは!?

私達が口にする植物油は、原料の違いで2種類に分類できます。

それは「種子から採れる油」と「果実から採れる油」です。

 

 

 

 

 

■種子から採れる油

・亜麻仁油
・ナタネ油
・ゴマ油
・ベニバナ油
・ヒマワリ油
・大豆油 など

 

 

 

 

 

□果実から採れる油

・オリーブオイル
・米油
・パーム油
・ココナッツ油 など

 

種子から採れる油には「リノール酸」「α-リノレン酸」と呼ばれる必須脂肪酸が豊富です。
このリノール酸とα-リノレン酸は、人間の体内では作ることができないため、適度に食事で取り入れることが必要です。しかし、種子油は油を精製する過程で抗酸化成分が減少するため、果実油に比べて酸化しやすいという特徴があります。

一方、オリーブオイルをはじめとする果実油は「オレイン酸」が豊富で抗酸化力が高いのが特徴です。
そのため、種子油よりも加熱調理に適しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最近では様々な植物油が健康に良いと注目されていますが、原料により実に様々な違いがあります。
油の摂りすぎには注意が必要ですが、味や香りだけでなく、それぞれの植物油の特徴を活かしたお料理で効率よく栄養を取りたいですね。

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