古代から栽培されてきたオリーブ。贈り物としてもとても長い歴史をもった植物なんです。

今回はギリシャ神話に出てくる女神アテナの伝説をご紹介します。

はるか昔、アテネの街の支配権を巡って女神アテナと海の神ポセイドンが対立していました。
それを見ていた大神ゼウスはある提案をするのでした。
「最も人々の役に立つ贈り物を送った者に支配権を認めよう」と。

海の神ポセイドンは馬を創り出し言いました。
「馬は速く美しく、戦での勝利を導き、人々を幸せにする。」と。

一方で女神アテナはオリーブの木を創り出し言いました。
「オリーブは闇夜を照らす明かりとなり、傷を癒やし、口にすれば香り高く貴重な食料となる。」と。

大神ゼウスは女神アテナが創り出したオリーブの木を選びアテネの街の支配権を認めました。
以来、アテネの街を見下ろすパルテノン神殿には女神アテナが祭られオリーブの木は地中海沿岸の各都市へと
広がったと言われています。

古代から贈り物として認められてきたオリーブオイル。
贈った方にもきっと喜ばれるギフトとしてご検討されてみてはいかがでしょうか。