オリーブオイルを選ぶ時、色味や透明度を気にしたことはありませんか？

オリーブオイルの品評会などでテイスティングされる際は、色を判断基準とせず、
濃い青のグラスにオリーブオイルを入れます。
これは、オリーブの品種や収穫時期等によって色味が変わるためで、
必ずしも品質の判断基準ではないからです。

オリーブに含まれる色素で、カロチンが多い場合は黄色に近い色に、
葉緑素が多い場合は黄緑色に近い色になります。
フシコスのオイルは早摘みのコロネイキ種のみで作っているため、明るい黄緑色です。

また、フシコスのオイルはノンフィルターで時間をかけて澱が沈むのを待ち、
上澄みの透き通ったオイルのみを完成品としますが、澱を取り除かないまま販売される
“ノヴェッロ″と呼ばれるオイルもあります。

色味や透明度、味や香りは様々なオリーブオイルの個性です。
ワインのように、毎日の食卓で色や味、香りを楽しみたいですね。