フィルター処理されたオイルとノンフィルターオイルの違いをご存知でしょうか。

一般的なオリーブオイルは搾油したあとの濁った状態からフィルターを通して
果実の破片などの不純物を取り除きます。
フィルターを使うことにより、収穫から搾油後にすぐに製品として出荷することができる一方で
旨みや風味まで取り去ってしまうデメリットがあります。

これに対してノンフィルター製法はフィルターを使用しません。
搾油したオリーブオイルをタンクに入れ、濁りが沈殿するのを3ヵ月ほどじっくりと待ちます。
やがて不純物が沈殿したあとの上澄みだけを使用したものがノンフィルター製法の
オリーブオイルとなります。

オリーブオイルの等級の中で最高峰とされるのが、酸度0.8%以下の
エキストラ・ヴァージン・オリーブオイル。
その中でもノンフィルター製法のものは流通量が少なく、まさにプレミアムな逸品です。