木材としてのオリーブ
オリーブの木材、とっても貴重なものってご存知ですか?
クレタ島を含む、地中海沿岸地域では古くからオリーブオイルを採るために
オリーブの木が植えられてきました。
フシコスの農園でも若い木で樹齢数十年、ほとんどは100年以上、なかには樹齢数百年以上の
ものまで存在する、とても長生きな木なのです。
ファミリーの間で代々、受け継いできた大切な木ですから、むやみに伐採することはしないのですが
寿命や様々な原因で木が枯れてしまったり、倒れてしまった場合に限り木材として利用することが
できるのだそうです。
そのためオリーブの木材はとても貴重で特別な存在として大切にされています。
木材としてのオリーブの木には下記のような特徴があります。
●樹種名
オリーブウッド Olive Wood
●科目
モクセイ科の広葉樹
学名:Olea europaea
●産地
地中海沿岸地域
●性質
木質は重硬で木目は綿密。
耐久性に優れる。
●用途
家具用材や小物類、床材、高級家具
オリーブの木の特徴は、なんといっても、木目のパターンです。
独特なマーブル模様があり年輪や種類によって2つとして同じものはないと行っても過言ではありません。
抗菌作用にも優れているのでカッティングボードや食器としての用途にも向いていて
使い込むほどに味わい深くなっていくのも特徴です。
そんな貴重なオリーブの木を使った商品。
特にカッティングボードは木目が美しく、様々な表情を見せてくれます。
見かけたらお込みのパターンを見つけてみるのも面白いですよね。