血管を元気にする「玉ねぎ×オリーブオイル」
和食だけでなく、どんなお料理にも使いやすく保存がきく玉ねぎ。
血液をサラサラにする効果があることは有名ですが、血管を元気にする効果のある成分も豊富に含まれています。
■血管を元気にする「ケルセチン」
ケルセチンとは、ポリフェノールの仲間でビタミンPのひとつです。
ケルセチンは高い抗酸化作用、抗炎症作用があり、血流の改善やダイエットにも効果的な注目の成分です。
悪玉コレステロールが活性酸素と結びつき、増えて蓄積すると血管壁にくっついて血流が悪くなり、動脈硬化
の原因となります。しかし、玉ねぎに含まれるケルセチンの抗酸化作用は、活性酸素の発生を抑制し、悪玉コ
レステロールが血管壁にくっつくのを防ぎます。
脳梗塞や心筋梗塞を引き起こす動脈硬化を防ぐには、活性酸素の発生を防ぎ、悪玉コレステロールを増やさな
いことが大切です。
■ケルセチンを効率よく摂るためのオリーブオイル
ケルセチンは油溶性成分のため、炒めものなど油を使った料理がおすすめです。
オリーブオイルは、酸化に強く加熱に適しているだけでなく、悪玉コレステロールを減少させる効果もある
ため、玉ねぎと一緒に摂取することで更に動脈硬化予防の効果が高まります。
熱を通すことで甘みが増す玉ねぎ。
玉ねぎのステーキや、オニオングラタンスープなど、オリーブオイルを使った玉ねぎ料理はバリエーションも
豊かです。日々の食事で動脈硬化を予防しましょう!