活性酸素による酸化を防ぐ“抗酸化”を普段の生活から心がけることが大切です。

 

年齢を重ねるごとに感じる老化現象。老化予防はしていますか？
この老化を予防するのとしないのでは、格段に差が出てきます。
今回は、オリーブオイルの”ずばぬけた”抗酸化力をお伝えいたします。

オリーブオイルは豊富な抗酸化物質を含むオイルということをご存知でしょうか。
気軽に取り入れやすいオイルで、今日から早速老化対策を始めてくださいね！

 

オリーブオイルの抗酸化物質

オリーブオイルには、老化の原因ともなる活性酸素を抑えてくれる抗酸化物質「ビタミンE」、
「オレウロペイン」というポリフェノール類が含まれています。
また、「オレオカンタール」という成分は抗酸化作用・抗炎症作用があるだけでなく、
アルツハイマー病の原因になるアミノロイドβタンパクのオリゴマー化を防いで、
脳細胞の破壊を妨げてくれるのです。

 

 

老化の原因　“糖化”の予防

食事や甘いものの摂り過ぎで血液中にあふれた糖は、エネルギーとして使うことが出来ず、
老け顔の一因「糖化」現象を引き起こしたり、脂肪細胞に取り込まれてしまうことによって、
贅肉の原因になってしまいます。
オリーブオイルに多く含まれる「オレイン酸」は、腸内で薄い膜のように広がるため、
食事の前や食事と一緒に採ることで糖質の吸収を穏やかにする効果が期待でき、
糖化を予防してくれます。

 

 

骨粗鬆症の予防

骨粗鬆症は、年齢を重ねた女性に多く骨の質量が減少してしまうことで
骨の強度が低下して、骨折をしやすくなる病気です。
年齢を重ねるとカルシウムの吸収が悪くなり、閉経で女性ホルモンが低下すると
骨からカルシウムが溶け出してしまいます。
骨粗鬆症の原因は運動不足、カルシウム、ビタミンDの不足が大きく関係していますが、
近年、オリーブオイルはカルシウムが骨から溶け出すのを抑制する効果があることが分かってきました。
骨粗しょう症は痛みなどの自覚症状がないことが多く、生命に関わるものではありませんが、
くしゃみなどの小さな衝撃で骨折してしまうなど、日常生活でも支障をきたしてしまう怖い病気です。
定期的に骨密度検査を受けるなど、日ごろから細やかなチェックを行い、
一日1杯～2杯ほどのオリーブオイルを摂取するのがおすすめです。

 

 

若返りのビタミン

オリーブオイルに含まれるビタミンEは、抗酸化作用が高く、老化防止に役立ちます。
オリーブオイルは他の油と比べ、ビタミンEの含有量が3～5倍ほど含まれています。
また、ビタミンEは赤血球を若々しく保ち、柔軟性をもたせる働きをもっているため、
ビタミンＥを積極的に摂取することで、血行が促進され、新陳代謝が活発になります。
血液の巡りがよくなることは、肌荒れ解消や肌のツヤ・ハリに繋がります。

 

 

まとめ

オリーブオイルを多く含む食事を心がけることよって、細胞は酸化に対して耐性を持ち、
老化のスピードを遅らせる効果が認められています。化学的に精製されていない
オリーブオイルであれば、これらの物質が特に豊富で、
癌の形成にも対応しうる強力な抗酸化作用を持っていることも
世界中の注目の的となっているほどです。
一日も早く老化対策を行い、若々しく、健康で楽しい暮らしを目指してくださいね！