魚のおいしいレシピ ~魚がもたらす意外な利点~
「もっと魚を食べたい」「もっと魚を食べなくちゃ」と思ってはいるけど、実行出来ていないあなたへ。
こんにちは。フシコスです。
下記データは、水産庁が毎年出している水産白書に掲載されている魚介類の消費構造です。
国民1人あたりの供給量が10年でかなり減少していることが読み取れます。
減少していることには、様々な理由があるでしょう。2017年に取り上げられることが多かったアニサキス幼虫
による感染症、調理の難しさ、肉類の普及、高齢化の進行やダイエット志向等もあると考えられます。
<アニサキスの対処法>
①新鮮な魚を選び、内蔵を取り除く(アニサキス幼虫は鮮度が落ちると、内臓から筋肉に移動してしまいます)
②魚の内臓を生で食さない
③目視で確認して、アニサキス幼虫(2~3㎝)を除去する
④冷凍・加熱を十分に行う(60℃で1分、70℃以上で瞬時に死滅。-20℃以下24時間冷凍すると感染性を失う)
報道などを聞くと、過剰な反応をしてしまい、魚の買い控えに繋がることもあるようですが、加熱または冷凍
すると、感染力は無くなりますので、怖がることなく魚を食べる機会を増やしてほしいものです。
<魚を取り入れることでの意外な利点>
上記資料は、魚を週に2日以上食べる人は、週に1日以下しか魚を食べない人よりも、「夫婦仲がいいと思う」
と回答する割合が高くなっているという内容です。意外な内容ですが、身体が健康であることで、心の健康にも
繋がり、余裕を持った関係が築けているという結果を表しているのかもしれません。
魚の脂質に多く含まれているドコサヘキサエン酸(DHA)、エイコサペンタエン酸(EPA)といったn-3系
多価不飽和脂肪酸は、胎児や子どもの脳の発育に重要な役割を果たすことも分かっています。家族全員の健康
を維持するためには魚を取り入れた食生活が不可欠と言えます。
<フシコスのおいしい魚レシピ>
<まとめ>
魚介類から取れる栄養素は、重要なたんぱく源・エネルギー源であるだけでなく、健康への良い効果も様々な研究で
明らかになっています。身近で手に入れることが出来る食材ですから、おいしいレシピを参考にぜひ毎日の食卓に
登場させてあげてください。