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『クレタ通信』
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ギリシャ国花【Acanthus(アカンサス)】

ギリシャ国花【Acanthus(アカンサス)】

日本の国花は、ご存知の方も多い【桜】と【菊】。ギリシャの国花は日本ではあまり馴染みのない花ですが、【アカンサス】。
和名だとハアザミという花です。

 


ギリシャの国花「アカンサス」


ギリシャ語で「トゲ」を意味するこの花の名前は、蕾を包むように葉が変形した部分である苞葉が尖っていることや、葉に深い切り込みがありとげとげしていることからその名がついたと言われています。

光沢のある葉を大きく広げ、花を咲かせている光景はとても凛々しく、長さが1m~1.5mもあるため、その存在は周りを圧倒するものです。

 

 


装飾モチーフとして


地中海沿岸が原産のこの花の葉は、古代ギリシア以来建築物や内装などの装飾のモチーフとされるなど、一般的な装飾となっており、絨毯や絵画、車のエンブレム等にも使われています。

国花は、その国民に最も愛され、その国の象徴とされる花のこと。
これを機に日本の国花が使われているデザイン等を探してみるのも楽しいかもしれませんね。

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