食用油の使い分け方
毎日のお料理に欠かせない食用油は料理の種類によって使い分けることで味や風味の変化が楽しめます。
今回は代表的な食用油についてその特徴に合わせた使い方をご紹介します。
◆オリーブオイル
オリーブオイルは植物油の中で唯一、実を搾ってできた油です。
オレイン酸を豊富に含んでいて酸化しにくい特徴があります。
サラダにかけたりパンにつけたりと、そのままいただくイメージがありますが
熱を加えても酸化しにくいため実は加熱調理におすすめのオイルなのです。
炒めものはもちろん、揚げ物にお使いいただけます。
◆えごま油
シソ科の一年草であるえごまの種を搾って作られる油です。
人間の体内で生成できないα-リノレン酸を含んでおり
昨今の健康志向により人気のある食用油です。
熱に弱く酸化しやすいため、サラダやカルパッチョのドレッシングとして
使うのがおすすめです。
◆なたね油
ナタネの種を搾ってできる油です。
クセがないのでお菓子作りにも利用できます。
◆ごま油
焙煎したごまを搾ってできる油です。
とても香ばしい風味が特徴で中華料理などの仕上げに
向いています。