日本のオリーブオイルの輸入
日本のオリーブオイル輸入事情をご存知ですか。
和食にも合う植物油としてとても身近な存在となったオリーブオイルですが、
20数年前(1993年)の輸入量は、全国で5.1千トンほどでした。
その後、日本人の食生活の変化や健康志向の高まりによって、
食材としての認知度が上がり、2013年度には全国で数量51.1千トンと
20年で約10倍と大きく増えています。
上のグラフのように年々輸入量が増加傾向にあり、現在も増え続けています。
日本への輸入が増え続けているオリーブオイルですが、どこから輸入されているかご存知ですか?
下の円グラフからも分かるとおり実はそのほとんどが、イタリアとスペインからなのです。
2カ国からの輸入量を合わせると全体の9割を超えてしまいます。
注目していただきたいのは日本への輸入量第四位のギリシャ。
全輸入量のわずか1.2%と、日本においてはとても流通量が少ないことが分かります。
というのもギリシャでは、そのほとんどが自国で消費されることが多く輸出先のほとんどは
EU諸国で占められているからなのです。
フシコスはギリシャのファミリーとの絆が生んだオリーブオイル。
副社長デミトリ・シラキスのファミリーがクレタ島の農園をしっかり守り、
私たち日本のファミリーへ美味しく新鮮なオリーブオイルを届けてくれています。
日本ではとても貴重なギリシャ産のオリーブオイルをぜひご賞味ください。
出典資料:オリーブオイルの輸入(東京税関)