古くから愛される『ねぎ』
ねぎは、日本で古くから食べ続けられてきた野菜。その良さを見直し、新しい食べ方を探してみましょう。
ねぎは、古くから味噌汁、蕎麦、うどんなどの薬味として用いられる他、鍋料理などにも欠かせない野菜として色々な料理に使われてきました。古名では、「冬葱」・「比止毛之」・「祢木」・「き(紀)」とも呼ばれ、親しまれていたようです。
現代でも、薬味として、鍋や味噌汁等の具材として、和食にはなくてはならない食材といえます。
その香り豊かで優しい舌ざわりが食欲をそそるだけでなく、栄養素も高い食材です。
ねぎが持つアリシンという成分には、殺菌、抗菌作用があることから、風邪の予防の効果が期待できることはみなさんご存知の事と思います。体調を崩しやすい時期は、積極的にねぎを料理に取り入れてみてください。
ねぎの栄養素は?
肌の粘膜を保護するビタミンCや注目されている成分アリシンなど、多くの栄養素があります。
- ビタミンC
- βカロテン
- カルシウム
- アリシン
- ネギオール
- アリシン
ねぎの栄養素で注目のアリシンとは?
アリシンは、にんにくに含まれていることでも有名ですが、独特な匂いのもととなっている成分で、下記の様々な効果が注目されています。
- 強力な殺菌・抗菌効果
- 抗酸化作用
- 胃腸の消化機能向上効果
- 血行促進効果
- 疲労回復効果
まとめ
ねぎにはこのように多くの栄養素が含まれているのですが、熱に弱かったり、水に栄養素が溶け出しやすかったりと、料理法や保存法によってその栄養効果が失われてしまうことも多いようです。
ねぎの栄養素をしっかりと吸収するために、同じ抗酸化作用を持つオリーブオイルを一緒に調理することで、ねぎの栄養素を守ったまま、効果的に取り入れることができます。
ぜひ、これまでねぎを使用しなかったお料理にも加えてみましょう!