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『クレタ通信』
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オリーブオイルで体温を上げよう!

オリーブオイルで体温を上げよう!

みなさんの平熱は何度ですか?

理想の平熱はだいたい36.5~37.0℃と言われていますが、今や年齢性別問わず、小さな子どもから大人まで
35℃台の体温の人が増えています。そもそも新生児の体温は約37℃と高めです。高齢になるにつれ
運動機能や生理機能が落ちることで体温が下がることは自然ですが、今では平熱が35℃台の幼児も
少なくないのが現状です。

 

【低体温になる原因】

筋肉量の低下、ホルモンバランスの乱れ、ストレスや自律神経の乱れなどが低体温の原因と考えられます。
また、運動・睡眠不足、朝食を食べない食生活やエアコンが効いた部屋での生活も、体温調節を難しくするため
体温を下げてしまうことがあります。


【低体温による症状】

低体温症には自律神経の乱れが関係していて、特に成長期の子どもは集中力の欠如やイライラしたりカッとなる
など、対人関係に問題が生じる場合も多いそうです。
また、子どもだけでなく大人も、免疫力の低下や生理不順等ホルモンバランスの乱れを引き起こすなど、
様々な問題が生じます。
さらに頭痛や肩こりなど日常のちょっとした不調も、低体温が影響していることがあります。


【体を温めるために】

平熱をあげるためには、まず生活リズムを整えることが大切ですが、習慣となってしまった生活リズムを
変えるのはなかなか難しいですよね。そこでオススメなのが、食事で体の中から温めることです。

オリーブオイルの保温効果についての実証実験では、80℃のお湯180mlにオリーブオイル(小さじ1)を加えたもの、
サラダ油(小さじ1)を加えたもの、何も加えていないものの3種類を用意し、時間の経過と温度変化を調べたところ、
オリーブオイルを加えたものが最も保温効果が高いことがわかりました。

オリーブオイルは液体に加えると、油膜が薄く均一に広がります。その油膜が液体の温度を保っているのです。

また、オリーブオイルには腸から全身を温める効果があり、オリーブオイル入りの料理や飲み物を摂取したあと
は1時間経っても体温が下がりにくいことがわかりました。


冷たいものやお酒を控えめにしたり、お風呂にゆっくり浸かるなど、体を温めるための対策は簡単なようですが
我慢が必要だったり生活スタイルの変化や時間が取られるなど、続かない場合も多いと思います。
しかし、普段の食事にオリーブオイルを使うだけ、ちょっと足して食べるだけで、内側から温まるなら試して
みる価値がありませんか?

おすすめの食べ方は【お味噌汁+オリーブオイル】【ココア+オリーブオイル】です。
お味噌汁+オリーブオイルはよくメディアで取り上げられていますが、体温を上げる意味でもオススメです!
今の時期は、お鍋などにオリーブオイルを加えてもいいですね。

体温を上げて免疫力をつけ、健やかな毎日を送りましょう!


 

※出典:腸に悪い14の習慣:「これ」をやめれば腸が若返る(著者:松生恒夫)
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