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健康寿命を伸ばす秘策(突然死の原因のほとんどが心臓や脳の血管の疾患)

健康寿命を伸ばす秘策(突然死の原因のほとんどが心臓や脳の血管の疾患)

突然死の原因のほとんどが心臓や脳の血管の疾患。

昨今のニュースでもよく目にする突然死。
自分の身に置き換えてみて考えたことはありますか。私だったら…と思うと、避けられるものなら避けたいものです。

 

突然死と介護と健康寿命

突然死の大半が虚血性心疾患ということをご存知でしょうか。
漢字の意味の通り、臓器に血液が供給されなくなった状態をいいます。この虚血性心疾患の三大危険因子と言われるのが、この3つ。

※突然死(とつぜんし、英: sudden cardiac death: SCD)とは、症状が出現してから24時間以内に死亡に至ることを指します。

■高血圧
■糖尿病
■高脂血症(総コレステロールや中性脂肪の高値)

 

これらに喫煙や肥満、運動不足、食事、ストレスなどが加わるとされていますが、定期的な健診や人間ドックで潜在性心疾患を事前に発見できれば、予防も可能なのです。

また、突然死も怖いですが、介護をされた状態で過ごすのも、健康とは言い難い状況です。厚生労働省が発表した平成29年の簡易生命表によると、日本人男性の平均寿命は81.09歳、女性は87.26歳。厚生労働省が算出している健康寿命(2016年)は、男性が72.14歳、女性が74.79歳。したがって、男女ともに約10年近く何らかの介護が必要な状況になっているということが分かります。

 

 

健康であってこその寿命、介護を受けないで自分の力で生きられる年月『健康寿命』を伸ばすために出来ることを考えていきましょう。

介護が必要になる原因としては、認知症に次いで脳血管疾患(脳卒中)が18.4%(平成28年国民生活基礎調査の概況 厚生労働省)。
つまり、血管の老化を防ぐことは、突然死予防だけでなく、要介護状態の予防にもなるということが明らかです。

 

日常生活でできる予防

・定期健康診断は必ず受診する
・年に数回は血圧測定をする
・禁煙する
・塩分はできるだけ少なくする
・何かいつもと違う症状が出たら医療機関を受診
・ストレスをさける(ストレス解消方法を持つ)
・適度に運動を生活の中に取り入れ、睡眠を十分に取る

 

食事でできる予防

 

現在使っている油をオリーブオイルに変えることも予防に繋がります。
中でもエキストラヴァージンオリーブオイルはオレイン酸(一価不飽和脂肪酸)を豊富に含んでいるため、
善玉コレステロールを下げることなく悪玉コレステロールのみに作用する働きがあります。

悪玉コレステロール値を抑えることは、心筋梗塞・動脈硬化の予防にも大変効果的ですので、毎日のお料理でオリーブオイルを上手に活用してみましょう!

健康的なギリシャ料理も参考に・・・

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