ストレス軽減野菜【キャベツ】
キャベツには驚くべき効果があることをご存知ですか?
身近で手に入りやすい野菜の1つであるキャベツ。
キャベツには驚くべき効果があること、意外とご存知でない方も多いのではないでしょうか。
身近なキャベツの栄養素
●ビタミンC、K
ビタミンCは、ご存知の通り【風邪の予防】や【肌荒れ】等に効果的です。そして脂溶性ビタミンの一種であるビタミンKで2種類あるうち、体内で作ることが出来ないK1を多く含んでいます。このビタミンKは、血液の凝固に関わる成分に欠かせない成分で、骨の形成にも貢献しています。
●ビタミンU
キャベジンと呼ばれるビタミンUを含んでいます。ビタミンUは、【胃酸の分泌抑制】や、【胃粘膜の新陳代謝】を促すもので、胃潰瘍や胃炎などの回復に効果が認められており、医薬品としても利用されています。
キャベツでストレス撃退
人はストレスを感じると、体の中のカルシウムを始めいろいろなミネラルを多く消費します。
体内のカルシウムやミネラルが不足してしまうことは、自律神経の乱れに繋がります。そうすると身体に様々な不調が出てしまったり、精神的ダメージを受けやすくなってしまうのです。さらに、血液中のカルシウムが不足すると細胞の中に蓄えたカルシウムを放出して補おうとうする働きが私たちの身体にあるため、ストレス対策を取らずに放置してしまうと体内のカルシウムの蓄えがなくなり、骨粗鬆症や高血圧、動脈硬化などの恐ろしい病気の引き金になってしまう可能性が高いのです。
特別なことではなく、毎日の食事で少し気を付けるだけ。
キャベツには体に吸収されやすいカルシウムが豊富に含まれています。スーパーでキャベツを見かけたら、ぜひ積極的にレシピに使ってみてください。生のまま食べるのがおすすめです。
オリーブオイルとキャベツ
オリーブオイルは、カルシウムを体に吸収する助けをする働きがあるため、キャベツだけ単体で食べるより、一緒にとっていただく方が高い効果を期待できます。オリーブオイルと塩、レモンをかけると生のまま食べるよりも食べやすく、たくさんの量をいただくことが出来ます。
“とんかつ”とキャベツには意味があった!
とんかつなどの揚げ物には、キャベツの千切りが付いているのをよく見かけます。キャベツには、胃潰瘍や胃炎に効果が認められたビタミンUが含まれているため、しっかりとキャベツを食べる事で揚げ物の脂っぽさで胸やけを起こす事も軽減できます。
胃が弱っている時にも、積極的にキャベツをとり入れてみてください!
●豆知識:紫キャベツとの違いとは!?
——————————————–
緑のキャベツと比べ、生産量も少なく高価なイメージの紫キャベツ。
その鮮やかな紫色は、葡萄などと同じくポリフェノールの一種「アントシアニン」が含まれているからです。
緑のキャベツに比べてビタミンCやビタミンK、カリウムも多く含まれていて、とても栄養価の高い食材です。
いろどりも鮮やかで栄養も取れる紫キャベツ。
サラダに加えたり、マリネにして冷蔵庫に常備しておくのもおすすめです。
▼おすすめレシピ:紫キャベツのオリーブオイルマリネ