「油」と「脂」の違い
「油」と「脂」の違い、みなさんはわかりますか?
「油」は常温で液体のもののこと、つまり、オリーブオイルをはじめとする植物油をさします。
一方、「脂」はバターやマーガリン、ラードなど、常温で個体のもののことをさします。
様々な種類の“あぶら”がありますが、摂取するバランスの良い割合は下記の通り。
飽和脂肪酸(動物性脂):一価不飽和脂肪酸(オリーブオイル):多価不飽和脂肪酸(紅花油等の植物油や魚脂)
=3:4:3
動物性の脂と聞くと、あまり聞こえが良くないと感じる方もいるかもしれません。
もちろん、摂りすぎることで身体へ悪影響が出るという研究はありますが、適度なあぶらは
私達のエネルギー源となります。私達の健康にとって、動物性脂も植物性油も必要不可欠なのです。
~オリーブオイルとバターの違い~
【オリーブオイル】
・植物性油
・一価不飽和脂肪酸
・加熱に強い(酸化しにくい)
・ポリフェノールが豊富
【バター】
・動物性脂
・飽和脂肪酸 約50%、一価不飽和脂肪酸 約18%、多価不飽和脂肪酸 約4%
・オリーブオイルよりも低カロリー( バター20g:150kcal / オリーブオイル20g:184kcal )
・高温に弱く、酸化しやすい
料理にコクや旨味をプラスしてくれるバター。
オリーブオイルでソテーしてバターを溶かし絡めれば、美味しさ倍増ですよ!